北海道を一周したときのこと。

1日目~2日目

 

私は数年前、自転車で北海道を一周した。

7月だった。

青森県からフェリーで北海道の函館市に上陸した。

関西出身で北海道に行くこと自体が初めてだった私には、全てが新鮮だった。

 

まず驚いたのはコンビニ。

コンビニ自体が本州で見かけないセイコーマートという店舗。

しかも安い。素晴らしい。

北海道民にはなぜか人気がないらしいのだが、旅行者には安いし新鮮だしでとてもいいコンビニだ。

 

そして、本州で見かけない商品が多数置いてある。

やきそば弁当、リボンナポリンガラナなどなど

コンビニを見るだけでも飽きない。

 

そんな北海道函館市の街を、軽く観光した。

五稜郭や赤レンガ倉庫、異人館街など。

 

横浜といい、

神戸といい、

今回の函館といい、

坂と港と赤レンガ倉庫と異人館と共通する部分があり、函館の街も気に入った。

 

和洋折衷な雰囲気が私はどうやら好みのようだ。

函館の異人館は特に和洋折衷な部分が多く、独特でおもしろかった。

 

函館をあとにした私は、数十キロ北上して、

YOU遊もりという変わった名前の道の駅にてテントを張って寝て1日目は終了。

 

 

2日目、テントを片付けていると、

なんとそばにキツネが現れた。

現地の人と話したところ、そこら辺にキツネがいるというのはよくあることらしい。

これも北海道ならではだ。

大都会札幌の街ですら、ときどき現れることがあるらしい。

 

キツネからはエキノコックスとかいう病原菌がわき水経由で映ることがあるから注意が必要らしい。

 

朝食をとり準備をし、

内浦湾に沿ってひたすら北上していった。

南部はまだ道沿いにときどき店などがあってマシらしいが、内陸のほうには本当に何十キロと人里ない道が続くところがあるらしい。

非常食は必須である。

 

特に何の変哲もない道をひたすら北上したのだが、

途中、まんべくんで有名な長万部の街を見かけたので立ち寄った。

街の看板にときどき載っていたり、

市役所にまんべくんののぼりがあがっていたというくらいで特に何かあるわけでもなかった。

 

そしてひたすら自転車を漕いで豊浦町の道の駅へ。

なんとこの道の駅、内藤大助の実家の民宿のすぐそばにあるらしく少し立ち寄ってみた。

なかなか立派な実家だった。

 

今日もテントを張り、寝る準備をして就寝する。

北海道は蚊の種類が違うのか知らないが、なかなかかゆみがとれない。

 

続く。