北海道を一周したときのこと。その3

続き。

 

余市から小樽に向かう。

余市から小樽は、さほど離れていないためすぐにたどり着いた。

 

小樽は、昔開かれた港の関係で、

とてもレトロな倉庫や運河、西洋風建築がとても多い。

 

神戸、横浜、函館、につづき、

小樽も港があり、西洋風の建物で気に入った。

 

海産物もおいしいらしく、

高級寿司の食べ放題なんかもあり、とても行きたかったが、

なんせ貧乏旅のため、今回は諦めてしまった。

 

小樽の運河の見学や、

昔の銀行や郵便局、日本郵船の建物などを見学したあと、

札幌方面へ。

 

札幌もまたさほど離れていないため、少し走れば着く。

自転車で走り続けて、距離感がどうやらおかしくなっているらしい。

 

札幌の手前に白い恋人パークというのがあったが、

そこにある白い恋人ソフトクリームがとてもおいしかった。

ホワイトチョコが好きな人はきっと気に入るはず。

 

白い恋人パークも一通り見学後、

札幌の方へ。

 

札幌は日本五大都市に入るだけあって、

さすがの都会だ。

 

札幌時計台

羊ヶ丘展望台

さっぽろテレビ塔

も見学をした。

 

都会の中にある観光地は、

ふらっと立ち寄ることができるから便利でいい。

 

他に札幌では、

iPhoneの調子が少し悪くなったのでApple Storeや、

北海道では有名らしい自転車屋で調整や、

歓楽街で有名なすすきのも見学した。

 

すすきのも、一軒くらいどこかに行ってみたかったものだが、

なにか貧乏旅、ここは諦めた。

 

札幌の公園で一泊したあと、

国道5号を北上していく。

 

朝テントを片付けていたところ、

蚊に刺されたのだが、本州では見たことのない種類の蚊のようで、少しこわかった。

実際、かゆみが本州の蚊よりも強力で長引いた。

 

北海道の蚊には本州の普通の虫除けスプレーは効果がないらしい。

そのためハッカを使ったスプレーがよく使われているんだそう。

本州とは生態系がいろいろ違うようで、本当におもしろい。

そして見たことない生き物がいたりするから若干怖い。

 

札幌を北上したあとは、

またしばらく田舎道が続く。

人里や店があるだけマシだが。

 

この日は途中にある道の駅の建物の裏にテントを張って寝た。

駐車場付近のため少しトラックがうるさかったが、耳栓を用意しているためなんとか寝ることができた。

 

光が気になることもあるが、

タオルを目にかけて寝る。

 

旅慣れてくると、どこでも寝られるんじゃないかと思うくらい、鍛えられてくる。